2015年7月18日土曜日

麻績キャンプ2015


毎年恒例1泊2日、聖高原キャンプ場を使わせていただいてのキャンプでした。子どもは約50人、学生は約40人の参加で今年も多くの方に支えられて開催が可能となりました。今年のキャンプのテーマは5月のウォークラリーに引き続き、「ありがとう」でした。キャンプ長と副キャンプ長の願いとしては、麻績っ子に感謝を口にして表現できる人間になってほしかったからです。しかし、キャンプ中にそれを顕著に言うような真似をせず、学生と二日間過ごすうちに自然と子ども達が気づければいいなというスタンスで学生たちは挑みました。キャンプは二日間を通して、桃太郎と鬼が仲良くなる手伝いを麻績っ子たちがするというストーリーで進み、各企画ごとに昔話のキャラクターが登場して、子ども達と一緒に桃太郎と鬼が仲良くなるためにあれやこれやします。一日目は、ウォークラリー・クラフト(箸作り)・野外炊飯(カレー作り)・キャンプファイヤー・ナイトウォーク。二日目は例年通り逃走中でした。一日目の朝から大雨が降り、急遽雨案で日程が進行するというハプニングも発生しましたが、昼から晴天に恵まれ、無事二日間が終わりました。子どもの様子は、キャンプ長と副キャンプ長は正直把握しきれていません。しかし、班付きの学生の話や、子ども達が時折、裏方で仕事する我々に見せる表情からするにきっと幸せな時間を過ごしてくれたに違いないです。私自身、目の届く範囲で確認できてとてもうれしかったのが、子ども達が二日目最後の掃除を精一杯してくれたことです。しかもほとんど学生の力を借りずに。口で表現するのとはまた違いますが。そうやって行動で二日間に対し感謝を表す子どもたちの姿に心を打たれました。二日目、最後の閉会式ではぐったりモードの子ども達でしたが、それだけエネルギーをこのキャンプに使ってくれたと思うと愛らしい限りでした。学生の方から子どもたちにありがとうです。 


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